
多い質問??!!
よく患者さんで冷シップと、温シップどちらが良いが質問されることが多いですが。
基本的には気持ちが良い、心地が良いと感じる方を選びましょう。
実際に貼ってみると、冷湿布はひんやり冷たく感じ、温湿布はポカポカ温かく感じます。このひんやり冷たい感覚、ポカポカ温かい感覚が
あるとおもいます。痛みを感じる私達の脳と、コリのある部位をつなぐ神経の性質を使うことで、痛みが緩和され楽になったと感じてるみたいです。
脳へ痛みを伝える神経線維よりも、「湿布を貼ってヒンヤリする」「ポカポカ温かくて気持ちが良く触れられている」
という感覚を伝える神経線維の方が太く、速く脳へ湿布の気持ちよい感覚を伝えるため、湿布を貼ることで痛みを抑制して症状が緩和されたように感じるみたいです。
「温湿布」と「冷湿布」の成分の違い
「温湿布」には温かさを感じるトウガラシ成分のカプサイシン。「冷湿布」には、冷たさを感じるメントールが配合されており、皮膚の『感覚』(心地良さ)に違いを出します。どちらの湿布も、血行を変化させるほどの筋肉の温度変化はみられないとされています。
「温湿布」も「冷湿布」も結果的には、皮膚の温度を下げる効果があります。しかし、温湿布のカプサイシンに関しては、皮膚から染み込んだ部分の毛細血管を拡張させ血流を増やし、貼って約90分経つと、皮膚の温度を2度くらい上げることがあるともいわれています。
基本的な成分はほぼ一緒なので「効果はどちらもかわりません」
急性期なものや深部に熱をもっているものはアイシングしたあとに冷シップを貼るほうが良いと思います。
慢性的なハリやコリみたいなのには温シップが良いかもしれません。